釣れてますか? 釣り太陽のいちほです。
ライトショアジギングをやりたいなって思ってるんだけど、どんな道具が必要なんだろう?
最初ってどんな道具が必要かわからないよね、それじゃあ今回はライトショアジギングに必要な道具を紹介するね。
ライトショアジギングをやる場合、必要な道具がそろってないと、
『怪我をする』
『釣りができない』
『魚を持って帰れない』
『釣った魚の鮮度が落ちる』
こういった危険なことや残念なことが起こってしまうので、しっかりと必要な道具を覚え、揃えていくのがおすすめです。
✅ライトショアジギングではどんな魚が釣れるのか
✅ライトショアジギングとはどんな釣りなのか
✅ライトショアジギングに必要な道具
✅ライトショアジギングに便利な道具
✅ライトショアジギングの服装
✅釣りでのマナー
僕は釣り歴30年以上で、淡水海水のルアー釣りや、餌釣りをやります。
これから始める人のために、ライトショアジギングとはどんな釣りなのかというのを少し説明してからライトショアジギングに必要な道具を紹介させていただきます。
必要な道具だけを知りたいという方は、目次からタイトルをタップして進んでください。
ライトショアジギングには種類がある
■ショアとは
釣りでは、岸からの釣りを意味しています。
ちなみに『オフショア』は、海からの釣りを意味します。
■ジギング
『メタルジグ』を使って船から釣りをすることです。
合わせてショアジギングになり、『岸からメタルジグを使って釣りをする』という意味になります。
ショアジギングには、
『スーパーライトショアジギング』
『ライトショアジギング』
『ショアジギング』
の3種類があって、違いは以下の表通りです。
名称 | 使用するルアー重量の範囲 |
スーパーライトショアジギング | 5~20g |
ライトショアジギング | 20~60g |
ショアジギング | 60g以上 |
ザックリこのように分かれています。
えっ!じゃあライトショアジギングで、10gのルアーは使ったらダメなの?
いや、ライトショアジギングだからといって5gや100gのルアーを使ってはいけないという訳でもないし、プラグやワームといったルアーを使うのも全然オッケーなんだよ。
ライトショアジギングってどんな釣り?
ショアジギングは岸際の水深が深い、沖の磯に行ったり、断崖絶壁をおりて釣りをするなんてイメージがありますが、
ライトショアジギングやスーパーライトショアジギングは、もっとライトな感覚で、近くの海に行って、
「なんでもいいからルアーに魚が釣れてくれればいい」
「もし青物が釣れたら超ラッキー」
こんな気持ちで、子供と一緒に始めることもできる最高の釣りです。
ただし、海は危険と隣り合わせなので、必要な道具をしっかり揃えたり、事前準備をしっかり行うのが安全です。
ライトショアジギングではどんな魚が釣れるの?
ライトショアジギングは、色んな魚が釣れる可能性があるというのも魅力です。ルアーに魚が掛かると何が釣れたんだろう?とワクワクします。
そして魚たちは、釣りをする場所、時間帯、ルアーの違いで変わってきます。
サバ、ダツ
真鯛、黒鯛
太刀魚
ヒラメ
シーラ
セイゴ、フッコ、スズキ
サゴシ、ヤナギ、サワラ
ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリ
カンパチ
さらに、ルアーに制限をつけなければ本当に色々な魚が釣れます。
アジ、サヨリ、カマス
このような魚たちも、ときには遊んでくれます。
ライトショアジギングに必ずあった方がいい道具
どんな場所で釣りをするのかによっても道具は変わります。
まずは、どこの釣り場に行くにしても必要な道具(タックル)から紹介していきます。
竿とリール
まずは竿とリールです。
当たり前ですが、竿とリールが無くては釣りが始まらないし、できません。
基本的にPEラインを使用するライトショアジギングでは、伸縮する振り出し竿では、ガイドを真っすぐしっかり付けないとライントラブルの原因になるのでおすすめできません。
なので、初心者の方には並継と呼ばれる差し込みタイプのロッドで、こちら⇩のようなコスパの良いロッドをおすすめします。
リールに関しては、
☆PEライン1.5号が200m巻けて
☆1回転の巻きとり量が多い
☆コスパが良い
こちら⇩のようなモデルが初心者におすすめです。
※ライトショアジギングでは早巻きを多用するので、巻きとり量の多いリールが使いやすいです
こちらの記事ではショアジギングにおすすめのベイトリールを紹介しています。
ベイトショアジギングに興味のある方は是非読んでみて下さい。
ライン(PEライン)
ラインは種類があるのですが、ライトショアジギングにはPEラインがとても有効になります。
PEラインとは、数本の糸が組み合わさって1本のラインになっています。
4本の糸が組み合わさっている4本より
と
8本の糸が組み合わさっている8本より
という2種類が多くあるのですが、スピニングリールにはしなやかな8本よりのPEラインが向いています。
※4本よりはラインが硬いので、スピニングリールには扱いづらく、ベイトリールに向いています
こちら⇩のようなラインが、PEライン1.5号の200m巻きなので、上記で紹介したリールにもちょうど合うのでおすすめです。
リーダー
PEラインを巻くのであればリーダーも必ず必要になります。
PEラインは、根ずれに弱いと表現されていて、石などに擦れるとすぐに切れてしまいます。
なので、海中の障害物にあたることの多いルアー近くのライン(1~2m)は別のラインに変える必要があります。それがリーダーです。
じゃあ、全部リーダーにすればいいんじゃない?
リーダーは太くて重いから、リールに巻ける長さも短くなるし、ルアーの飛距離も落ちるんだよね。
おすすめのリーダーはこちら⇩です。20lbのラインですが、釣り場によって根が多いようなら号数を上げていくのもありです。
スナップ
スナップは、リーダーとルアーを繋ぐ道具になります。
スナップがあればルアー交換が、楽に速くなるのでライトショアジギングではとても有効です。
青物の強い引きに耐えられるの?と思う人には、僕も使っているこの鉄腕スナップ⇩が強力なのでおすすめです。
ルアー
ルアー無しでは、もちろん釣りは出来ません。
『メタルジグ』
『プラグ』
『ワーム』
と様々なルアーがありますが、近年
『ジグサビキ』
というルアーが流行りだしています。
サビキの下にメタルジグが付いているルアーなので、大きい魚から小さい魚までこれ1つで釣れてしまう超おいしいルアーです。
1つ持っていれば、ピンチの時(釣れないとき)に助けてくれるかもしれません。
ライフジャケット
自然の中での釣りは何が起こるかわかりません。釣りでの死亡事故は、残念なことに普通にあります。
なので命を守るライフジャケットは強くお勧めします。
万能なのはベストタイプで、磯にぶつかってもわれるという心配がなく、どこでも使えるし小物の収納力も多いです。
ライフジャケットは下手な物をおすすめできないので、少し高いですが僕も愛用しているマズメのものをチョイスしました。⇩
※真夏は暑いので、比較的涼しい朝夕の釣りをおすすめします
こちら⇩のライフジャケットは水中に入ると自動で浮き輪のように膨らむタイプなので、岩などにぶつかるとわれてしまう可能性もあります。
磯やテトラのような、ぶつかる障害物が周りにない堤防や港ならこちらのタイプが涼しくて快適なのでおすすめです。
フィッシングプライヤー
魚の口にかかった針を外したり、ルアーのフック交換に使うので必ず必要です。
プライヤーが無いと、素手で魚の口から針を外すことになるので怪我をするリスクがあります。
プライヤーはあまり買い替えるものでもないので、僕も使っている物⇩をおすすめします。
長すぎず短すぎない長さで、歯の鋭い魚が釣れても頼りになり、開きっぱなしを防ぐロック機能、PEラインカッターも付いています。
フィッシュグリップ
フィッシュグリップとは魚をつかむ道具で、できれば2種類あると便利です。
これがあることで、ヒレや歯が鋭い魚や、毒針を持っている魚でも体をつかむことができるので必ず必要です。
ひとつ目は魚の体を挟むもの⇩になります。
これは、わりと小さめサイズの魚に使用します。
※小さい魚でもヒレのとげはとても痛いため
もうひとつはこちらで、大きな魚は体を挟むことができないので口(下あご)を挟むことになります。
それには、上記の、お魚ばさみではできないので、⇩のようなフィッシュグリップが必要です。
ランディングネット
小さな魚しか釣れないのであれば必要ないですが、もし大きな魚が釣れた場合に、重くて陸に上げることができなくなってしまうので、ランディングネットは必要です。
ランディングネットは釣り場の高さによって、必要な長さが変わってくるのですが、5mのランディングネットであれば⇩ある程度どこでも対応できると思います。しかし、より高さのある釣り場もあるので、できれば事前に調べておくのが望ましいです。
※長いと重くなってしまい取り扱いが難しくなる
ルアーケース
ルアーを持って行くにはケースが無いと、フックがいろんなところに引っかかってしまうので、まとめるのに必要になります。
ルアーケースは、両面にルアーが収納できるリバーシブルタイプが使いやすくおすすめです。
水汲みバケツ
釣り用の水汲みバケツとは、柔らかい素材でできたバケツで、ひもが付いているものになります。
使い方はひもを手にもって、バケツだけを海へ投げ入れて、海水をくみあげます。
この海水で手を洗ったり、魚の血を抜いたりします。
⇩のような、手すりがあるタイプが持ちやすくてとても便利です。
タックルボックス
ルアーケースや小物を入れ物にまとめたい場合は、タックルボックスが必要になってきます。
僕は、上記で紹介したライフジャケットに、小物を全て収納して釣りをするので釣り場に持って行きませんが、
このタックルボックスは座ることもできるし、デザインも良いのでおすすめです。
ライトショアジギングの便利グッズ
ここからは、ライトショアジギングにおいて持って行かなくても釣りは出来ますが、あれば便利なグッズを紹介していきます。
タオル
手が汚れたり、ぬれたりするので1枚あるととても便利です。
クーラーボックス
釣った魚を持って帰るのであればクーラーボックスが必需品になってきます。
短時間なら問題ないですが、中途半端なものを使うと中に入っている氷や保冷剤が溶けて、釣った魚が傷んでしまいます。
なので、断熱効果が高いものが良くて、大きさも青物が釣れた場合には35リットルのサイズは必要になってきます。
※特に数人(家族など)で食べ物やドリンクなどを入れるなら大きいサイズが良いです
このモデルはタイヤが付いているので持ち運びに便利、クーラーボックスはそうそうダメになることはなく、釣り以外のアウトドアにも使えるのである程度良いものがおすすめです。
※⇩これは僕も持っているので間違いないです
ナイフなど
魚を釣ったときの血抜きや、内臓処理に使用します。
これは、錆びたりするので消耗品だと思っています、100均の取り外しができる大きなハサミがおすすめです。
レインスーツ
完全に晴れ予報の日であれば必要ありませんが、曇りや微妙な天候の場合にはあった方がいいです。
レインスーツは消耗品です。
性能の良い高級レインスーツはとてもコストが高く、100均の透明ガッパは使い勝手が悪いです。
それよりも、釣りメーカーのスタンダードモデル⇩かワークマンのレインスーツがデザインコスパ良いので初めて買うならここら辺からがいいと思います。
偏光サングラス
ライトショアジギングでは、意外にかけていない人も多いのですが、紫外線や、ルアーのフックから目を守ることもできるし、水中の様子も見やすくなるのでおすすめです。
釣り用シューズ
足場がしっかりしている、釣り公園や堤防なら普通のスニーカーでもいけますが、テトラや磯になってくると本当に滑って危険なので、スパイクや防水機能などが付いた専用シューズがおすすめです。
※専用シューズを履いたとしても、滑ることもあるので足もとには十分注意しましょう
グローブ
グローブは、手を保護してくれて、磯の岩肌を手で触ったり、キャストの際にPEラインで指が切れたりするのを防いでくれます。
夏には手の甲の日焼け防止になり、冬は防寒になります。
スカリまたはストリンガー
スカリやストリンガーとは、共に魚をキープしておく道具なのですがタイプが違います。
スカリとは、魚を生かしておく網状の入れ物のことです。
スカリにはひもが付いているので、ひもは地上に結んでおいて、網は海中に入れておきます。
魚をバケツで生かしていると、酸素不足で死んでしまうのでスカリであれば海中なのでそういった可能性は軽減されます。
※⇩は浮くスカリなので、水中で引っかかったりする心配がなく、折りたたんで収納もできる
ストリンガーとは、ひもが付いたフックを魚の口にひっかけて海中で泳がせておく物になります。
※ひもは地上に結んでおく
大き目の魚にしか対応できませんが、⇧のスカリに比べるとコンパクトに収納ができて、持ち運びに便利です、そこが最大のメリットになります。
ロッドケース
移動中のロッドの破損を防いでくれます。
ロッドが裸になっているのと、ロッドケースに入れているのでは安心感が全然違うので、移動のときはリールを外しロッドケースに入れておくのがおすすめです。
こちら⇩のモデルは、120~210cmに伸縮できるので上記で紹介したロッドや多くのサイズのロッドに対応している
帽子
頭皮を、紫外線やルアーのフックから守ってくれるので、持っていくのがおすすめです。
ライトショアジギングの服装
特にしばりは無いんですが、大きすぎるサイズや、ひらひらしたものが付いていない、動きやすい服装というのが基本です。
暑い時期には速乾性がある服がおすすめで、寒い時期にはしっかり防寒をしていきたいです。
格好ということであれば、上記でも紹介している
『帽子』
『偏光サングラス』
『滑るような場所では専用シューズ』
も、おすすめになります。
ライトショアジギング(釣り)のマナー
■ルアーをキャストする場合には必ず後方確認をする。
ルアーを投げる前に、後方を確認して人がいた場合や、人が通ろうとしていたらキャストはしないようにします。
■釣りをしている人と間隔をとる
釣り人同士の距離が近いと、ラインが絡まるといったトラブルが多発してしまいます。
釣り場について釣りを始める場合、釣りをしている人のすぐ近くでは釣りをしないようにしましょう。
※釣り場についたら周りを見渡して、他の釣り人たちの間隔を目安にしましょう
■場所をとる場合隣の釣り人にはあいさつする。
釣り場についたあと、釣りをする場所を決めたら、隣の釣り人に
「隣で釣りをさせてもらっていいですか」
と一言いえればお互い気持ちよく釣りができます。
※距離が遠ければ問題ないです
■ゴミは持ち帰る
釣り場にゴミが増えると、最悪の場合、釣り禁止になってしまいます。
当たり前ですが、最低限じぶんの出したゴミは持ち帰りましょう。
こういった釣りマナーや釣りの事を知るには釣り動画を観るのがおすすめです。
釣り動画は釣りビジョンが面白くて勉強になるのでおすすめで、記事にもしているので気になる方は読んでみて下さい。今なら14日間無料で観ることができます。
⇩ ⇩ ⇩
> > > 釣りビジョンの記事はココをタップ
まとめ
今回、ライトショアジギングに必要な道具を紹介させていただきました。
釣りに必要な道具は人によって違ってくる部分もあると思います。
なので釣りに行くことを想像して、最終的には自分自身で必要なものを吟味して準備するのがいいと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。