ラバージグ最強おすすめ5選【裏ワザあり】

こんにちは、釣り太陽のいちほです。

ラバージグってあんなに多く種類があって、どれが最強なの?

使う人の好みもあるんだけど、今回は僕の最強を紹介するよ。

 

ラバージグの数や種類はとても多いので、どれを選べばいいのか迷って当然だと思います。
僕は、ラバージグを使い始めて20年以上、色々なラバージグを使い、たくさんのブラックバスを釣ってきました。その中で、僕が最強だと思うラバージグを今回は紹介します。

 

この記事を読んでわかること

✅おすすめの最強ラバージグ
✅ラバージグの裏技
✅ラバージグの攻め方
✅ラバージグの強さを知った思い出

 

ラバージグ最強の1つはキャスティングジグ

1つ目はエバーグリーンというメーカーの、キャスティングジグです。
これはラバージグの達人でジグ番長とも呼ばれている、菊本俊文プロが使っているラバージグになるのですが、とても使いやすくて釣れます。

 

僕がキャスティングジグを推す理由

➀ スキッピングしやすさ

ラバージグのヘッド形状がひし形になっていて、とてもスキッピングさせやすくカバーの奥にラバージグを入れやすい。奥に入ることによってバスが釣れる。

 

➁ ラバーの長さ

ほどよいラバーの長さをしていて、本数も多いのでチューニング(ラバーカットなど)がとてもしやすい。

 

➂ ブラシガードの硬さ

ブラシガードが硬すぎず柔らかすぎず、絶妙な硬さで、根がかりはしずらいが、バスの口にはフックがしっかりささる硬さ(フッキングの妨げにならない)なので使いやすい。

 

キャスティングジグのおすすめカラーと重量ローテーション

●カラーは基本的に使い手の好みや、釣り場の水の色で選びます。しかし、迷ったらブラックまたはブラック系がおすすめです(僕の中で実績が高い)

●重量は、基本的に3/8オンスを使います。釣り場が『カバーが濃い』『水深が深い』といった場合1/2オンスが使いやすいです

●3/8オンスでなかなかバスが口を使わない(バイトがない)場合に、『1/4オンスに変えてフォールスピード(沈下速度)などを落としてスローに狙う』、または『1/2オンスに変えて逆にスピードを上げてリアクションバイトを狙う』といった攻め方がおすすめです

 

 

ラバージグ最強2つ目はゼロワンジグ

2つ目はOSP(オーエスピー)というメーカーの、ゼロワンジグです。
僕はOSPのルアーは全般的に好きなので必ず使ってます。OSPのルアーは、1つ1つが標準的なのですが、ルアーの平均点が高くて使いやすいし、使っていて安心感があります。

 

僕がゼロワンジグを推す理由

➀ フッキングの良さ

ハイポジショニングアイといって、ヘッドの高い位置にアイが付いています。バスがラバージグをくわえたあとフッキングすると、高確率で硬い上あごに刺すことができるので、フックが外れにくく魚をバラす(逃げられる)ことがほとんど無くなります。

 

➁ ブラシガードの形

オーバルガードという名前で、元からブラシガードがわずかに左右に広がっている。ラバージグフックの横から障害物が当たってもオーバルガードが根がかりを防いでくれる。

根がかりは時間ロスになり、釣りのテンポも狂わされるので回避することで釣れる率が高まると言えるます。パッケージを開けてこの状態なら、パッケージ開けてすぐ使えるので初心者にも使いやすいジグといえるでしょう。

 

ゼロワンジグのおすすめカラーと重量ローテーション

●キャスティングジグと同じように、カラーは基本的に使い手の好みや、釣り場の水の色で選びます。しかし、迷ったらブラックまたはブラック系がおすすめです(僕の中で実績が高い)

●重量は9gをベースに使います。釣り場の状況で、より重い重量が必要な場合は14gが使いやすいです。

●9gでなかなかバスが口を使わない(バイトがない)場合に、『7gに変えてフォールスピード(沈下速度)などを落としてスローに狙う』、または『14gに変えて逆にスピードを上げてリアクションバイトを狙う』といった攻め方がおすすめです

 

 

ラバージグ最強3つ目はガンタージグフリップ

3つ目はNORIES(ノリーズ)というメーカーの、ガンタージグフリップです。田辺哲生プロのにあこがれて、僕がはじめて釣ったラバージグがこのガンタージグフリップです。

 

僕がガンタージグフリップを推す理由

➀ フックの強さ

ラバージグのフックがとても大きく、カバー奥でバスがかかってもフックが伸ばされない安心感があります。ゲイプ幅も広いので、バスの上あご(口)の奥に刺さりやすく

 

➁ カラーが豊富さ

ガンタージグフリップは他のラバージグにない魅力的なカラーリングが多くあり、差別化ができる。(現在進行形で他社のラバージグにも色々なカラーがでてきている)

 

ガンタージグフリップのおすすめカラーと重量ローテーション

●キャスティングジグと同じように、カラーは基本的に使い手の好みや、釣り場の水の色で選びます。しかし、迷ったらブラックまたはブラック系がおすすめです(僕の中で実績が高い)

●重量は3/8オンスをベースに使います。釣り場の状況で、より重い重量が必要な場合は1/2オンスが使いやすいです。

●3/8オンスでなかなかバスが口を使わない(バイトがない)場合に、『1/2や3/4オンスに変えてスピードを上げてリアクションバイトを狙う』といった攻め方がおすすめです

 

ラバージグ最強4つ目はハイパーモグラジグ

4つ目はIMAKATU(イマカツ)というメーカーのハイパーモグラジグになります。
JB TOP50という日本のバスプロトーナメントがあるのですが、そこで常に活躍していて、ミスタートーナメンターとも呼ばれている今江克隆プロが使用しているラバージグになります。

 

僕がハイパーモグラジグを推す理由

➀ すり抜けの良さ

とがったヘッド形状をしているので、ゴチャゴチャしたカバーでもスルリと抜けて奥まで入ってくれる。カバーにルアーが入ることによってバスからの反応が増える。

 

➁ 木の枝に引っかかっての取れやすさ

ラバージグのキャストを失敗して木の枝にラインが一回転しても、引っ張るだけでルアーが回収できてしまうというジグです。

 

ハイパーモグラジグのおすすめカラーと重量ローテーション

●キャスティングジグと同じように、カラーは基本的に使い手の好みや、釣り場の水の色で選びます。しかし、迷ったらブラックまたはブラック系がおすすめです(僕の中で実績が高い)

●すり抜けがキモなので重量は1/2オンスをベースに使います。釣り場の状況で、より軽くても問題ない場合は3/8オンスにする。

●3/8オンスでなかなかバスが口を使わない(バイトがない)場合に、『1/2オンスに変えてスピードを上げてリアクションバイトを狙う』といった攻め方がおすすめです

 

 

ラバージグ最強5つ目はゼロワンジグストロング

 

5つ目はOSPというメーカーのゼロワンジグストロングになります。
これは名前の通り『ラバージグ最強2つ目』で紹介したゼロワンジグの強力版になります。

●水が濁っているとき
●とにかくでかいバスだけが釣りたい時
●通常のラバージグで小さいバスしか釣れないとき
●ある程度の数のバスが釣れていて大きいサイズを狙いたい時

ここらへんがゼロワンジグストロング出しどころになります。

通称お化けジグと呼ばれています。

 

僕がゼロワンジグストロングを推す理由

➀ アピール力の強さ

全体のボリュームがでかいので、釣り場の水が濁った場合や、もともとがマディーウォーター(濁った水)といった水色でも、バスが気づきやすくバイト(食いつき)率が増えることにつながります。

 

➁ 極太のラバー

ゼロワンジグストロングのスカートは、シリコンスカートと極太のリビングラバーがミックスされているので、水流だけでスカートが複合的なアクションを自発的に生み出してくれます。バスはそういった人間が動かしてないルアーの動きに弱いので、釣れるポイントです。

 

➂ ゼロワンジグと同様の使用

『ラバージグ最強2つ目』で紹介したゼロワンジグと同じ仕様の、ハイポジショニングアイとオーバルガードを備えている。これによって、フッキングの良さと根がかりのしにくさももっている。

 

ゼロワンジグストロングのおすすめカラーと重量ローテーション

●ゼロワンジグと同じように、カラーは基本的に使い手の好みや、釣り場の水の色で選びます。しかし、迷ったらブラックまたはブラック系がおすすめです(僕の中で実績が高い)

●重量は11gをベースに使います。釣り場の状況で、より重い重量が必要な場合は14gが使いやすいです。

●11gでなかなかバスが口を使わない(バイトがない)場合に、『14g、21gに変えてスピードを上げてリアクションバイトを狙う』といった攻め方がおすすめです

 

 

ラバージグの裏技の紹介

当たり前ですが、市販のルアーは多くの人が使っていてバスもその分、ルアーを見慣れています。それが評判の良いルアーになると尚更です。

バス釣りのコツとして、他の人も使っているルアーに何か少しだけ変化をくわえてやると釣れる確率が上がることがあります。
というのは、バス釣りで同じ状況の中、バスの目の前にルアーを通した場合、見慣れたルアーだと見切られることがありますが、その見慣れたルアーが少し違うだけで食べてくれることがあるのです。
そうなることに思いを込めて、ラバージグに変化をくわえていきます。


見慣れたルアーに変化をくわえる、ラバージグチューニング(裏ワザ)を、これからいくつか紹介していきたいと思います。

 

ぼくは、この記事で紹介しているラバージグや裏技などは、釣りビジョンという釣り専門動画を観まくって覚えました。釣り雑誌なんかを読むより、もっと楽しみながら釣りの事を覚えることができるので上達が早く、2週間は無料で動画見放題なのでおすすめです。

> > > 釣りビジョンの記事はここをタッチ

 

ラバージグの裏技1:スカートのカット

スカートをカットして動きの変化を狙います。

ラバージグを水中に落とすと、重いヘッド部分が下になって落下していくのですが、その間スカートは水圧で閉じた状態になります。※花のつぼみの様な状態

着底したとき、落下での水圧が無くなりワカメのようにビローンとスカート全体がゆっくり戻って開いていきます。

そこで、スカートをカットして差別化をはかっていきます。(下の写真1のオレンジ色の線をハサミでカットする)

写真1

※カット方法は個人の好みでいいと思います。

スカートをカットして、極端に短い部分と、長い部分を作ります。そうすることによって、着底後に
『短いスカートは速く開いて戻る』
『長いスカートは水の抵抗が多いので、ゆっくりと元に戻る』

という複合的な動きを狙います。

 

こういった人が動かしていない動き、ある意味ルアー自体の自発的な動きにブラックバスは弱いので、スカートカットで差別化を狙うのと合わせて、釣れる確率を上げていきます。

 

ラバージグの裏技2:ラトル

ラトルをセットして音をだす。

多くのラバージグには、音が鳴るという仕組みはありません。

基本的にラバージグは、ザリガニ系のワームを付けて、バスにザリガニと認識させるのですが、生き物のリアルザリガニは決して無音というわけではありません。

キチキチとか、カチカチといったような音が聞こえてきます。ここでの差別化はラトル(音が鳴る釣り具)を装備させます。

※下の写真2がラバージグ用のラトル2つと、ラトルを止めるゴム

写真2 ツインラトラー

ラトルの筒の中で球がぶつかって、カチカチと音がするので、より本物ちっくのザリガニに似せていくことができて、バスのバイト率(食べる確率)を上げていきます。

※カバーのすり抜けは若干悪くなります。

写真3

ラトルを止めるゴムは3つの輪がくっついていて、そのうちの2つの輪にラトルを写真3のように差し込みます。

※ラトルにくびれがあるので、そこまでゴムを入れれば抜けることはありません

そして残りの輪にラバージグのフックを差し込んで、ラバージグのヘッド手前の最奥までゴムを広げながら入れていきましょう。すると写真4のようになります。

写真4

 

そして最後にワームをセットすれば完了です。

ラバージグのワームのセット方法はこちらの記事で紹介しています。

 

ラバージグではなく、ワームの方に刺しこんでセットするタイプのラトルもあり、こちらの方がワームの内側にラトルをいれることができるので、スッキリしてカバーのすり抜けは良くなります。

しかし、デメリットはワームにラトルを刺さないといけないので、ある程度ワームの大きさが必要になってきます。僕は、両方持っていて使いたい時は釣り場のカバーの濃さで使い分けています。
ワームに刺すタイプのラトルは、ワームを使うすべてのリグ、ノーシンカーリグ、テキサス等にも使えるので持っていて損はないと思います。
※ワームにラトルを差し込むだけなので簡単に使えます

 

ラバージグの裏技3:ブラシガードのチューニング

ブラシガードを調整して、機能を上げる。

ラバージグのブラシガードは、フックポイントが隠れる長さがあれば、根がかりを防いでくれるので短くカットする。
ブラシガードが短くなれば、カバーのすり抜けも良くなる。

あとは、ブラシガードを横に(扇状に)広げると横からの障害物にもガードしてくれるので少し広げると効果的です。

 

ラバージグの裏技3:ワームの付け方

人と違うワームのセット方法でバスにアピールさせる。

写真5

 

基本的にラバージグは、写真5のようにぬい刺しというセット方法でワームを付けます。

そこであえて、あまり使用しないチョン掛け(下の写真6)というセット方法でセットします。

写真6

チョン掛けのメリット

● ラバージグのフックに点でしか固定されないので、ワームの柔らかさが大きく生かされ、動きが良くなる

チョン掛けのデメリット

● 写真5のぬい刺しに比べ、写真6のチョン掛けは一体感が無くなるのでカバーのすり抜けが悪くなる
● ワームがラバージグフックの点でしか固定されていないので、ワームが切れやすい

 

ぬい刺しでセットして使用していても、何匹かバスを釣ったり、長く使用しているとワームがボロボロになり、ラバージグにセットできなくなってきます。

おすすめの方法

おすすめなのが、ぬい刺しで使用してボロボロになった場合に、ワームのボロボロの部分をカットしてワームをラバージグにチョン掛けすることです。
それならば、ワームをリサイクルして使用することになるのでデメリットにある、切れるという事がもし起こっても、もったいないと感じることは少ないと思います。

 

バス釣りのラバージグでの攻め方

ここでは上記で紹介した最強ラバージグでの基本的な攻め方をお伝えしていきます。

 

ラバージグの攻め方①:フォールさせてからのワンアクション

ラバージグをフォール(ルアーが水中を落下すること)させる、ボトム(底)に着いたらピョンとラバージグを10~20cmくらい跳ねさせるという攻め方になります。
この攻め方には、バスがバイト(食べてくる)してくるチャンスが3回あります。

●フォール中
●着底した瞬間
●着底後のワンアクション

 

ラバージグの攻め方②:ボトムバンピング

ラバージグをボトムでぴょんぴょん跳ねさせて、ザリガニなどに似せてバスをバイト(食いつかせる)に持ち込みます。

●ガレバのようなある程度ボトムに障害物がある場所
●地形の変化がある場所(岬、かけ上がり等)

 

上記の様な場所が、ボトムバンピングに有効で、2つが合わさった場所は特に良いです。(実績高いです)

 

ラバージグの攻め方③:スキッピング

スキッピングとは、小石を水面で跳ねさせる水切りのように、水面でルアーを跳ねさせる技です。
ラバージグをスキッピングでカバーの奥に入れれば、カバーの奥に潜んでいたバスがルアーを見つけて追っかけてバイト(食いつく)してきます。

 

ラバージグの攻め方④:ずる引き

この攻め方は、まずラバージグをボトムに落とします。その後に、リールを回すのではなく竿を動かしてボトムをずる引きさせる方法です。
この攻めも、ボトムにあるていど障害物があった方が有効と言えます。

 

ラバージグの強さを知った思い出

ラバージグでバスを釣ったことってありますか?
もしかしたらラバージグを、

使いずらい』
『ラバージグでそんなに使ったことないんだよな~
『ラバージグ使うんだったらテキサスリグの方が釣れそう』

なんて意見もあると思います。

実際ぼくも、初めてラバージグというルアーを見たときは、

● これで釣れるんだ?
● このラバーは何のつもりかさっぱりわからん

といった感想で、ラバージグを使っていませんでした。
しかし、バスプロの田辺哲男さんがブラックバスをラバージグで釣っている釣りビジョンを観て、かっこいいと思い、まねして使いはじめました。

※釣りビジョンとは釣り動画サイトですが、無料期間は動画見放題なのでおすすめです

> > >釣りビジョンの記事はこちらから

ラバージグ(ガンタージグフリップ)を使った初日、いきなり40アップ(たぶん)のバスが僕のラバージグにバイトしてきたのが見えました。そのバスには逃げられてしまったのですが、その日、投げ続けて40アップのバスを釣ることができました。ものすごくドキドキして興奮したのを(15年以上前)今でも覚えています。
 

そんな思いでがあり、それから僕はラバージグにハマっていって、色々なラバージグを試して使っていきました。

ラバージグはどのシーズンに持って行っても使えるリグだと思います。

 

ラバージグ最強おすすめ5選【裏ワザあり】まとめ

今回のラバージグ最強おすすめ5選【裏ワザあり】、どうでしたか?

バス釣り初心者の方や、ラバージグであまりバスを釣ったことがない方はこの記事を参考にしてもらえば、ラバージグでブラックバスを釣るのに大きく近づけます。
僕自身も、今回紹介した裏技や攻め方は実践していますし、紹介したラバージグは大好きなので自信をもっておすすめします。

それでは、今回はこれで終わります。ありがとうございました。