スピナーベイトの結び方はこれで間違いない

こんにちは、釣り太陽のいちほです。

スピナーベイトって、どんな結び方でどこに結んだらいいのかよくわかんないだけど、何結びが一番良いの?

確かに、ラインを結ぶ場所が輪になってないから分かりずらいよね。だけど、スピナーベイトにすごく良い結び方あるよ。

 

スピナーベイトにすごく良い結び方、それは結び終わりに、結び目のあまり糸がルアー側に向いている結び方です。

結び方を間違うとスピナーベイトのスナッグレス性能を100%発揮できず、結果として釣果がおちてしまうということになってしまいます。

僕は結び目のあまり糸がルアー側に向いている結び方をすることによって、スピナーベイトのスナッグレス性能が上がったと確信しています。

何言ってるか分からないと思った人、大丈夫です。この記事で説明していきます。

自己紹介、僕は釣り歴30年以上でスピナーベイトは20年以上使いこんで現在にいたっています。

この記事で、スピナーベイトのどこにどんな結び方をすればルアーの性能を引き出し釣果を上げることができるかを書いているので、読んで理解してもらえば、釣果を上げることができます。

> > >スピナーベイト最強の使い方

 

スピナーベイトの結ぶところ

スピナーベイトのパーツ名称は上の写真の通りで、その中のアイという部分に糸(ライン)を結びます。

スピナーベイトは他のルアーと違いアイが丸くなってないので結びにくかったり、結ぶ場所が分かりにくかったりします。

 

スピナーベイトの結び方

冒頭でスピナーベイトの結び方は結び目のあまり糸がルアー側に向いている結び方が良いと伝えました。
具体的にいうとダブルクリンチノットの村田基さんの結び方になります。

そのダブルクリンチノットのやり方を、写真をつかって解説していきます。

 

ダブルクリンチノット(村田基式)

① 写真aのように、まず糸(ライン)をアイに通します。

 

写真a

 

② 写真bのように、もう1度アイに糸(ライン)を通して輪をつくります。

 

写真b

 

③ 写真cのように、糸(ライン)でできた輪とアイを一緒に指でつまみます。

 

写真c

 

④ 写真dのように、つまんだ指はそのままで糸(ライン)の先端をゆっくり引っぱり、輪を小さくします。

※輪を小さくした方が後の工程がやりやすいから。

 

写真d

 

⑤ 写真eのように、輪とアイはつまんだまま、先端側の糸(ライン)を本線にくるくると巻きつけていく。

巻き付ける回数は3回転半から4回転。

 

写真e

 

⑥ 写真fのように、輪が2つ重なってできる。

(もともとつまんでいた輪ともう1つ、ねじってできた輪)

写真gのように、重なっている輪の中に、糸(ライン)の先端を通す。

 

写真f

 

写真g

 

⑦ 先端を輪に通したら、つまんだ指を離し、本線と先端をゆっくり引っ張っていきます。

すると写真hのようにねじった部分が集まって密になっていきます。

 

⑧ ねじった部分が写真hくらい密になったら、1度その部分につば(または水)をかるくつけて滑りをよくします。

 

写真h

 

⑨ つば(または水)をつけたら、もう1度本線と先端を手で引っ張ります。ただし今回は出来るかぎり強く引っ張ります。

 

⑩ 次は本線を手でつかみ、先端は歯の奥歯で噛んでもう1度強く引っ張ります。

※手の力だけではなかなか結び目が締まりきらないため

 

⑪ 写真i、jのように、結び目が締まりきるようにする。

※結び目がしっかり締まりきっているかチェックをいれよう

 

写真i

 

写真j

 

⑫ 先端の余った糸(ライン)を結び目から2~3mmほど残して切る。

※写真kの赤い点線の部分。

切ると写真lの様になり、これで完成です。

 

写真k

 

写真l

 

スピナーベイトの結び方(ダブルクリンチノット村田基式)での注意点

ダブルクリンチノット村田基式には結ぶときの注意点があります。
ここではそれを紹介します。

 

しっかりと輪とアイをつまんでおく

ダブルクリンチの結び方の③ところで、輪とアイを指でつまむ(写真c)とありました。

ここでつまんでいないと写真mのようになってしまい、輪ができずに先端の糸(ライン)を輪に通すことが困難になってしまうので、しっかりと指でつまむようにしましょう。

 

写真m

 

怪我に気を付ける

ダブルクリンチの結び方③の、輪とアイを指でつまむ(写真c)ところ、つまむときにスピナーベイトのフック(針)が手の近くにあるので刺さらない様に注意すること。

 

スナップは付けていいか?

スナップは基本はつけない方が良いですが、場合によっては付けるのもありです。

※☆がメリット、●がデメリット

スナップあり

☆ ルアーチェンジが速い

☆ ルアーチェンジが楽

● スナップがルアーにからまる可能性がある
 
● スナップが水中のゴミを拾ってしまう場合がある

 

スナップなし

☆ スナップがルアーにからまる心配がない
 
☆ スナップがゴミを拾う心配がない
 
● 糸(ライン)を切り結び直しが必要なのでルアーチェンジが遅い

● 糸(ライン)を切り結び直しが必要なのでルアーチェンジが大変

 

スピナーベイトのスナッグレス性能をとるか、ルアーチェンジの手軽さをとるかです。

その日にスピナーベイトを多用するのであればスナップ無しのライン直付けでやって、あまりスピナーベイトを使わない、もしくは他のルアーも結構使うのであればスナップを使用してもありだと考えます。

 

糸(ライン)は何が良い?

スピナーベイト、バズベイトしか使わないのであればナイロンの12lbをおすすめします。

理由は、強度、コスパ、結びやすさが良いからです。

さらに糸(ライン)の銘柄をあげると、マシンガンキャストの12lbが良いのでおすすめします。僕はこのラインを使い続け何一つ問題ありませんでした。

もちろん、自分の好みのラインと強度があるならそれを使いましょう。

 

スピナーベイトの結び方は、なぜ結び目のあまり糸がルアー側に向いているダブルクリンチノットが良くて釣果が上がるのか?

下にある2つの写真は、

『ダブルクリンチノット(村田基式)』
『パロマーノット』

2種類の方法で結んだ結び目になります。

 

① ダブルクリンチノット(村田基式)

 

➁ パロマーノット

 

この2つの写真の大きな違いわかりますか?

① ダブルクリンチノット(村田基式)の方は先端のあまり糸の向きが、ルアー側に向いています。

➁パロマーノットの方は逆に本線(ロッド側)に先端のあまり糸が向いています。

 

若干の差なのですが、本線(ロッド側)に向いていると水中のゴミを拾ってしまう可能性があります。

といった理由で、結び目のあまり糸がルアー側に向いているダブルクリンチノット(村田基式)が、スピナーベイトのスナッグレス性能を損なわないので、スピナーベイトにむいていると考えます。

そして、トラブルが減るという事は、キャストする回数やメンタル維持に大きく影響するので釣果が上がるという事になります。

ちなみに人気のパロマーノットはスピナーベイトには向いてません。
あまり糸の向きも理由の1つなのですが、ノットを作るときにルアーに糸(ライン)の輪っかをくくらせないといけないので、スピナーベイトの形状ではとてもやりづらいからです。

こいった結び方などはバスプロの動画を観ると覚えが早いです。僕も動画を観て色々覚えていきました。
動画は釣りビジョンが楽しみながら覚えられるのでおすすめです。記事にもしているのでぜひ読んでみて下さい。
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4月 12, 2022

 

まとめ

今回は、

  • スピナーベイトの結ぶ場所
  • ダブルクリンチノット(村田基式)のやり方
  • ダブルクリンチノット(村田基式)の注意点

を記事にしました。しかしこの結び方じゃなくてはいけないってことはありません。

なぜなら釣りに絶対はないから、、だから楽しい。やめられない。

なので参考にしてもらえればうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。