スピナーベイトにトレーラーは必要?投げつづけたら意外な結果がでた

こんにちは、釣り太陽のいちほです。

スピナーベイトのトレーラーフックとかワームって付けた方がいいの?

これは人の好みにもよるんだけど、僕がだした結論があるからそれを紹介するね。

 

スピナーベイトのトレーラー(ワームとフック)って必要なの?どんなワーム付けたらいい?って思いませんか?

スピナーベイトを20年以上投げ続けてみたんですが、トレーラーを付けた方がいい場合と、つけない方がいい場合があることが分かりました。

 

この記事を読めば分かること

✅トレーラーワームのメリット、デメリット
✅トレーラーワームは必要か?
✅おすすめのトレーラーワーム
✅トレーラーフックのメリット、デメリット
✅トレーラーフックは必要か?
✅おすすめのトレーラーフックの付け方

なのでこの記事を読めばトレーラーの効率のいい使い方が分かるようになり、スピナーベイトでの釣果アップにつながります。

 

スピナーベイトにトレーラーワームを付けるメリットデメリット

スピナーベイトのトレーラーとは、基本的にワームをつけることになるのですが、つけると良い事ばかりではなく、悪いこともあるのでそこを解説していきます。

 

 

 

トレーラーワームのメリット

➀ ワームがプラスされて総重量が増えるので、キャストしたときのルアーの飛距離が増えます。

 

➁ キャストした時に、スピナーベイトの飛行姿勢が安定して飛距離が伸びます。 

スピナーベイトは、ヘッド、フック、スカートが付いている本体の他に、アームとよばれるワイヤーにつながってブレードが2つ付いている複雑な形をしています。

そのためキャスティングのときに、重心が安定しにくいのと、空気抵抗が多くかかるので、うまく飛ばず、扇風機のようにスピナーベイトがクルクル回転して飛んで行ってしまうことがあります。経験したことある人は多いのではないでしょうか。

スピナーベイトが回転して飛んで行ってしまうのをトレーラーワームを付けることによって、本体の安定感がまして飛距離が伸びることがあります。

トレーラーワームの形状次第で空気抵抗も変わり安定感も変わってきます。
つまり、あまりに大きすぎたり、またはでかいヒラヒラが付いた用なワームだと飛びにくくもなります。

 

➂ ボリュームが上がり水中でアピール力が上がる

ワームのサイズにもよるのですが、トレーラーワームを付けることによって多少シルエットがでかくなり魚がルアーを見つけやすくなります。

あとは、ワームのカラーが目立つ色であればそこでも魚がルアーを発見しやすくなります。

なのでボリュームアップで目立たせることは、水がにごっている場所や、広大なエリアを速く探っていく釣りには有効です。

フォール中(沈んでいる間)にスピナーベイトのスカートは水の抵抗でめくれあがってしまいます。
そのときにフックはむき出しになってバスがフックにバイトしない場合があります。
そういった場合トレーラーワームは有効と考えます。

トレーラー付きのスピナーベイトの水中動画があったのでのせておきます。

 

 

➃ スピナーベイトのスキッピングがしやすくなる

スピナーベイトは複数のパーツが組み合わさって複雑な形をしているので、スキッピングには向いてないです。
なのでスキッピングをするとバックラッシュ(リールの糸が絡まる事)の可能性が高く、多くの人はスピナーベイトでスキッピングをしないと思います(僕もしません)。

ところがトレーラーワームを付けることによってボリュームがでて、スキッピングがやりやすくなります。※それでも難易度は高い

 

⑤ スピナーベイトがスローに引きやすくなる

トレーラーワームによって浮力、水の抵抗、が増えスピナーベイトを巻いたときに浮き上がりやすくなります。
なので、同じレンジを巻いた場合トレーラーがないスピナーベイトよりスローに巻くことができます。

※逆に同じスピード巻くと、スピナーベイトが浮き上がってしまうということなので、デメリットにもなる

 

トレーラーワームのデメリット

➀ トレーラーワームの浮力や、水への抵抗が増えるのでスピナーベイトが浮いてしまう

スピナーベイトが浮いてしまうというのは、キャストしてスピナーベイトを巻いている時に引いているレンジ(層)がどんどん浅くなるという事で、同じスピードでリールを巻いたとして、トレーラーをつけていない場合と比べ、ルアーがはやく水面近くへ浮上してしまう。
もしくはスピナーベイトが水面から飛び出してしまいます。

スピナーベイトの釣りというのは基本的にはスピーディーにさぐっていって、やる気のある(食い気のある)バスを引きよせて食わす釣りです。

トレーラーワームをつけてスピナーベイトが浮いてしまうという理由から、トレーラー無しに比べ若干釣りのスピードが落ちます。

※スピナーベイトを遅く巻きたい場合は、メリットにもなる

 

➁ トレーラーワーム着脱の手間

釣行が終わった後、トレーラーワームをつけっぱなしにするとフックがさびてしまう可能性があるので1日の釣りが終わったらワームはスピナーベイトから外します。
なのでその手間がでてきてしまいます。

トレーラーワームがソルトイン(塩入り)の場合、フックが錆びるのは速いです。
ノンソルト(塩無し)のトレーラーワームの場合、フックは錆びにくくはなるが、フックとワームの間に水が残っていると錆びる可能性があります。

 

➂ 毎回新しいトレーラーワームを付けた場合コストパフォーマンスが悪くなる

スピナーベイトのフックにトレーラーワームをつけると、かなりの刺しあとがワームについてしまいます

そうなると、1度外して次回の釣行で使おうとするとゆるくて、すぐにずれてしまいますので、1度トレーラーに使ったワームはスピナーベイトのトレーラーには使えないのでコスパが悪いということになります。

スピナーベイト好きな方にはこちらの記事もおすすめです。
 ⇩ ⇩ ⇩

> > >スピナーベイトの結び方はこれで間違いない

 

【結論】スピナーベイトにトレーラーワームは必要?

基本的には必要なし。

ただし、僕がスピナーベイトを投げつづけてだした結論は、必要か不必要かではなく、必要なときもあれば不必要なときもあるです。

どちらか選べと言われたらトレーラーワームは不必要になります。理由は、それで問題なくバスを釣ってきたからです。

では、いつトレーラーワームは必要なのか?上記のメリットデメリットも踏まえまとめます。

スピナーベイトにトレーラーワームが必要な場合

✅スピナーベイトをゆっくり巻きたいとき

✅スピナーベイトでフォール(沈ませる)を多く使いたいとき

✅スピナーベイトをもっと目立たせたいとき

✅キャスティングでスピナーベイトがきれいに飛んでいかないとき
※風などの影響で

 

こういった場合にはトレーラーワームをつける、それ以外は基本的につける必要はないです。

 

スピナーベイトおすすめのトレーラーワーム?

これは正直言うと、それなりのサイズのワームであれば、ある意味何でもいいと思っています。(すいません💦)そして、これには理由が存在します。

● 基本的にバスはスピナーベイトの1番ボリュームのあるヘッドとスカート部分にバイトしてくるのでトレーラーワームの違いでそこまでバイト率が変わらないという考え
 
●スピナーベイトは僕の中でかなりヘビロテのルアーで毎釣行使うと言っても過言ではありません。
釣りが終わり、スピナーベイトにトレーラーワームをつけっぱなしにしておくと、フックが錆びる可能性があるのでトレーラーワームはスピナーベイトから外しています。
なので毎釣行いちいちトレーラーワームに新品のワームを付けるのはもったいないという考えで、トレーラーを付けたい場合は、別のリグで使い終わった使い古しのワームをとっておいてそれを使うようにしています。(スピナーベイトのトレーラーに使うとワームにフックの穴が大きく残り1度しか使えないため)

使い古しのワームなら何でもいいというわけではなく、サイズを見て決めます。だいたい下の画像0にあるようなサイズ感でやってます。

 

画像0

 

スピナーベイトにトレーラーフックを付けるメリットデメリット

 

スピナーベイトのトレーラーフックはトレーラーワームと同様、付けると良いことばかりではなく悪いこともあるのでそこを解説します。  

 

トレーラーフックのメリット

➀ ミスバイトと魚のばらしが減る

スピナーベイトは、僕はそこまでミスバイト(食いミス)が多いルアーではないと感じていますが、単純にフックが1つ増えることにより、バスの口にかかる率は上がります。
さらにフッキングした後、手前にバスをよせてくる間のやり取りでバラす(逃げられる)確率が減ります。

メリットはこれぐらいしかないのですが、効果は大きいです。

 

トレーラーフックのデメリット

➀ 根がかりが増える

このデメリットはかなり大きいです。スピナーベイトは障害物回避能力が高いので、障害物まわりで使うことが多く、そこで威力を発揮するルアーなので逆に長所をつぶしてしまうことになります。

なれてくれば、トレーラーフックをつけていてもある程度の障害物はかわすことができますが、それでも回避能力は落ちることになります。

 

➁ ひと手間かかる

これは上記にあるトレーラーワームのデメリットと同じで、つけっぱなしだと錆びる可能性があるので1日の釣りが終わるたびにトレーラーフックを外さなければいけません。
なのでその手間が1つかかります。

 

【結論】スピナーベイトにトレーラーフックは必要?

結論としてトレーラーフックの場合、付けた方が良いです。
理由は貴重なバイトを逃したくないし、フッキングの後もバスをバラしたくないからです。逃げられたバスにかぎって大きいってことがよくありますからね。

スピナーベイトにトレーラーフックをつけてバスを釣ると、トレーラーフックだけがバスの口に刺さっている場合があります。
トレーラーフックがなければ、メインフックに刺さるのかもしれませんが、これを見てしまうとトレーラーフック無しにはなれません。

では、トレーラーフックはいつ外して使うのか?

スピナーベイトにトレーラーフックが必要ない場合

✅根がかりが多いフィールドで釣りを釣りをする場合

✅釣りをしていて根がかり(引っ掛かり)が多いと感じたとき

こういった場合にはトレーラーフックを外す、それ以外には付けて使用します。

 

トレーラーフックの種類

トレーラーフックの付け方には色々種類があります。
なのでその種類と、その中からおすすめを紹介します。 

小さいゴムを挟んで止めるタイプ

 

まずはこのタイプです、画像1のようにフックとフックを止めるゴムがパッケージに入っていて、画像2のように装着します。

そしてこの画像2を見てわかるようにゴムがフックの太さに対してピッタリなのでフックを外すときはゴムを切らなければなりません。(フックに返しがあるため)
僕は釣りの途中でトレーラーフックを外したり、釣りが終われば錆びないようにトレーラーフックを外すので、毎度ゴムを切って捨てることになり、僕的にはとてもコスパが悪いと感じました。

 

トレーラーフックにゴムがついているタイプ

これは画像4にあるようにトレーラーフックのアイにゴムがかぶせてあり、その中央にスピナーベイトのフックを差し込みます。そして画像3の描写ようにセットして完成です。これもはなかなかいいのですが、欠点はゴムダメになったら使えなくなるところです。

 

 

ゴム管を利用して取り付けるタイプ

これが一番おすすめです。

画像5

まず、画像5のように海釣り用のウキ止めゴムを用意してハサミでカットします。

※ウキ止めゴムは釣具屋に数十円で売ってます

画像6

切ったウキ止めゴムを画像6のようにトレーラーフックのアイにかぶせます。

そしてスピナーベイトのフックにゴム管を刺し、トレーラーフックのアイも同時に差し込んで、下の画像7のようにもってくれば完成です。

画像7

ゴム管は釣具屋で数十円で売っているもので十分使えます。それをハサミで切れば何個もトレーラーフックを止めるゴムが作れてしまうのでコストパフォーマンスがメチャクチャ良いです。

ちなみにトレーラーフックのサイズは根がかりを減らすためなるべく小さめサイズがおすすめです。

⇩この商品なら#1サイズがおすすめです。

 

【まとめ】スピナーベイトにトレーラーが必要か投げつづけたら意外な結果がでた

トレーラーワーム
基本的には付けない、しかし使い方によっては付ける。

トレーラーフック
基本的には付ける、しかし場合によっては外す。

という結論になりました。是非、参考にしてみて下さい。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。